What is SH?
SHは「Share Hub」の略で、有限会社横田が運営するシステム「PAON(Palyokota Online)」のサブシステムです。
SHは、超零細企業が多数である質屋業界において、利益相反のない範囲で発展可能な情報を共有できるシステムを目指しています。
現代の情報化社会において、データの「量」はビジネスにおける最大の武器と言えます。膨大なデータの蓄積は、経営管理における統計や分析、画像データの特徴把握など、業務作業の効率化や経営戦略に大きな貢献を果たします。
しかし、大企業がマンパワーを確保することでこうした課題に対応できる一方で、マンパワーに乏しい零細企業では、同様の取り組みが困難であるのが現状です。
本システムは、このような課題を少しでも解決する一助となることを目指して構想されました。
零細企業が日々の活動で蓄積しているデータは、各々のローカル環境に薄く積み重なるのみで、共有されることがありません。そこで、日々の業務で個別に積み重ねている情報を、必要な時に容易に他者と共有できるツールを提供することで、業務負担の軽減と新たな価値創出を図れると考えました。
SHは、利益相反のない情報を無意識に蓄積し、共有できる仕組みを目指して設計されています。
そのため、参照者に投稿者の情報が伝わらないようにするなど、安心してご利用いただける仕組みを重視しています。
一方で、自社優位性を目的に、多くのデータを独自に蓄積されている企業も少なくないと思います。これらのデータは貴社にとって非常に重要な財産です。本システムは、そうしたデータの共有を促すものではありません。 システムのコンセプトにご共感いただき、貴社の利益を損なわない範囲で、業界全体にとって必要な情報の一部をご共有いただければ幸いです。
私たちは、このシステムが同業他社にとって「誰も損をしない」仕組みとなり、業界全体の一助になれるよう育てていきたいと考えています。
Yokota Ltd.
CEO Kenji Yokota